
日本を代表するSUV、トヨタ自動車が販売するランドクルーザー。
このランドクルーザーには異なった2種類のモデルがあるのはもうすでに皆さんご存知だと思います。
そう、ランドクルーザーとランドクルーザープラドです。
とはいうものの、実際ランドクルーザーとランドクルーザープラドは具体的にどこがどう違うのか。
それぞれどういった部分が優れていてどのような方に向いているのか。
今回は、そういった疑問を解消すべく徹底的に比較検証いたしました。
結論を先にまとめると、
ランドクルーザーは
高スペックよる高出力のエンジンパワーとトルクによる走行性
によって何よりも高性能高機能を求める方におすすめ。
ランドクルーザープラドは
コストパフォーマンスが高く、普段使いを前提とした心地よい乗り心地
によって低コストで実用性を求める方におすすめ。
という結論になります。
では一体なぜそのような結論となるのか。
各項目ごとに詳しく見ていきましょう。
目次
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ランドクルーザープラド派生の歴史とコンセプトの違い
引用:https://toyota.jp/information/campaign/landcruiser/brand/
ランドクルーザーの起源は第二次世界大戦にさかのぼります。
1941年にアメリカ陸軍にて実践投入された小型四輪駆動車のJeep。
そのJeepをコピーしてトヨタ自動車が日本独自に作った小型四輪駆動車が、ランドクルーザーの起源になります。
その後、軍用から警察用を経て、大衆車となりました。
その後ランドクルーザーは次の3種類のコンセプトに派生しました。
4ドアの大型車体をもつ高級車仕様の「ステーションワゴン系」
引用:https://toyota.jp/landcruiser/
現行モデルである200系、前身の100系や80系はこの系統になります。
もともと、ランドクルーザーの主流派は「ヘビーデューティ系」だったのですが、時代の流れと流行によって現在はこちらの「ステーションワゴン系」が主流となっています。
主に業務用途向けとして展開された「ヘビーデューティ系」
引用:https://toyota.jp/information/campaign/landcruiser/gallery/
初期のランドクルーザーから、40系を経て2004年に惜しまれつつ生産が終了した70系ははこちらの系統です。
その根強い人気から2014~2015年の1年間の期間限定で復活した70系発売30周年記念モデルもこの系統になります。
軽さ、コンパクトさを重視し価格も抑えてより大衆化させた「ライトデューティ系」
引用:https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/landcruiserprado/landcruiserprado_main_201904.pdf
1984年に「ヘビーデューディ系」の70系の派生系統として出た「ライドデューティ系」。
ランドクルーザープラドがこの系統にあたります。
では、現行で発売されている、「ステーションワゴン系」のランドクルーザーと「ライトデューティ系」ランドクルーザープラドがどういう違いがあるのか、各項目ごとに詳しく比較してみていきましょう。
尚、今回の比較では公平性を考え、共に標準グレードであるランドクルーザーは「AX」、ランドクルーザープラドは「TX」で比較しております。
ランドクルーザーVSランドクルーザープラド 主要スペックと価格
価格
断然ランドクルーザープラドが安いです。
その差はなんと150万円。
車体サイズが小さくなった事で、材料コストも抑えられていますし、エンジンもコンパクトになっており、そういった部分が価格に反映されています。
エンジン・トルク
こちらは逆に断トツでランドクルーザーが高スペックになっています。
もともと、軍用のクロスカントリー車として設計されている車なので、数値が桁違いです。
こうして見るとかなり見劣りしてしまうランドクルーザープラドですが、出力・トルク共に近年の大型ミニバンと同レベルの数値なので、街乗りを前提とした乗用車としては何ら問題ない高性能になっています。
車体の大きさ・重さ
大きさに関しては少しランドクルーザーが大きい程度でさほど差はありません。
重さは0.5トン差があり、ここで重要なのは重量税と燃費です。
重量税は0.5トンごとに価格が変わるため、2.5トン以上のランドクルーザーと2.5トン以下のランドクルーザープラドでは、年間で約5,000円ほどランドクルーザープラドが安くなる計算になります。
燃費に関しては、車重が重くなればなるほどガソリンが多く必要になってくるので、やはり総重量の重いランドクルーザーは燃費が悪くなります。
軽く触れましたが、燃費・維持費に関してはこれからもっと詳しく、それぞれ比較分析していきます。
ランドクルーザーVSランドクルーザープラドの燃費比較
先のスペック比較のところで少し触れましたが、燃費に関しての比較は次のようになります。
実燃費は、計測値にバラつきがあるため、メーカー公表燃費をもとに、年間ガソリン代を計算いたしました。
走行距離は年間1万kmとしてガソリン価格は、2019年4月の全国データより算出しております。
ランドクルーザーAX
ランドクルーザーの燃費は6.9km/Lで、仕様油種はハイオク。
(走行距離)10,000km ÷ (燃費)6.9km/L × (ハイオク価格) 158円/L = 22.9万円
ランドクルーザープラドTX
ランドクルーザープラドの燃費は9.0km/Lで、仕様油種はレギュラー。
(走行距離)10,000km ÷ (燃費)9.0km/L × (レギュラー価格) 147円/L = 16.3万円
大きな違いとしては、ハイオク車とレギュラー車の違いです。
ここで値段が大きく変わります。
また、先にも述べましたが、重量などの関係でランドクルーザーの方がランドクルーザープラドに比べて圧倒的に燃費が悪いです。
この二つの要因が影響し、年間でのガソリン代として考えた場合、6万円もランドクルーザープラドの方が安くなります。
ランドクルーザーVSランドクルーザープラドの維持費
では次に維持費を見ていきましょう。
維持費と一言に言っても、車検代、保険代、ガソリン代など様々な内訳があります。
ガソリン代に関しては、先の燃費の部分で述べましたので、それ以外の部分を分かりやすく1年あたりの年間維持費として計算いたしました。
任意保険、車検の整備代金は市場の平均値より算出しております。
なお、駐車場代は地価でかなり価格差があるのでここでは省略いたします。
ランドクルーザーAX
ランドクルーザープラドTX
ここで注目すべきは、自動車税と重量税です。
自動車税は、エンジンの排気量、重量税は車両の重量にそれぞれ比例して上がります。
ランドクルーザーは、ランドクルーザープラドよりも排気量、重量ともに高いので、年間維持費は約5万円ほど高い結果となっています。
ランドクルーザーVSランドクルーザープラドの乗り心地
引用:https://toyota.jp/landcruiser/interior/seat/
次は乗り心地についてです。
乗り心地も次の走行性の部分も、様々な最新技術が搭載されていて、メーカーサイトではその最新技術の説明が長々解説されています。
しかし、実際のところ利用者の声・乗車感がずばり知りたいところです。
そこで、実際の購入者・利用者の口コミなどを徹底調査してまとめました。
ランドクルーザー
- 静かにスピードがでるので、高級車のような乗り心地
- 振動がダイレクトに伝わってくるので良いとは言えない
- オフロードのガタガタした路面では、横揺れをとても強く感じる
- 室外の音もしっかり遮音されているので、とても静か
ランドクルーザープラド
- サスペンションがしっかりと動いている感じがして爽快なコーナーリングができる
- エンジン音はあまり気にならず、しっかり遮音されている
- 少し柔らかめの足回りだが、街乗りで使うにはちょうど良い感じ
といった声があがっています。
ランドクルーザーは、パワーがありスムーズな加速性能が乗り心地の良いところとして挙げられます。
しかし、オフロードを走ることを前提とした設計の為か足回りが硬めに設定されている為、路面の状況をかなりダイレクトに伝えることになり、乗り心地はよいとは言えません。
一方、ランドクルーザープラドは、乗用車に近い設計になっている為、足回りの設定が柔らかく作られており、しっかりと衝撃を吸収してくれる為、乗り心地に関しては利用者は皆満足しています。
ランドクルーザーVSランドクルーザープラドの走行性
引用:https://toyota.jp/landcruiserprado/exterior/?padid=ag341_from_prado_navi_exterior
今度は走行性です。
こちらも、購入者・利用者の口コミなどを調査してまとめました。
ランドクルーザー
- 車高が高くて運転しやすい
- 静かで、4WDとは思えない
- とても快適な加速感を味わえる
- 静かな反面、静粛性が良すぎてスピードが出ている感じがしないので危ない
ランドクルーザープラド
- SUVなのに、トルクがものたりない
- 結構アクセルを踏まないとパワーがでない
- 走り出しにもたつきを感じる
- エンジンの力不足感は否めない
- 2.7Lでこの車重ならこんなものかな
乗り心地に関しては、ランドクルーザープラドが優勢でしたが、走行性では真逆の評価になっています。
車両重量が0.5トンしか変わらない両車ですが、エンジンの排気量が2L近くランドクルーザープラドが低いので、パワー不足について、かなりの不評を集めている結果となっています。
エンジンの排気量と重量に関しては、コスト面では絶大な効果を発揮していて高評価を得ているランドクルーザープラドですが、走行性の観点から見れば、それが逆効果となり低評価の多く集めているといった状況です。
ランドクルーザーVSランドクルーザープラド まとめ
ランドクルーザーとランドクルーザープラドの徹底比較を行い、どちらが良いのか検証してきました。
これまでの結果を分かりやすくまとめますと
といった結果となりました。
この結果より、
ランドクルーザーは、
- 圧倒的なエンジンパワー
- 強靭なトルク
- 力強い加速
を求める、何よりも高性能高機能を求めるユーザーにおすすめ。
ランドクルーザープラドは、
- 低価格
- 低燃費
- 低コスト
- 程よい乗り心地
によって、実用性を求めるユーザーにおすすめ。
という結論になります。
こうしてしっかりと比較検証してみると、同じランドクルーザーでも、開発コンセプトが全く違って、得手不得手がはっきりと見えてきます。
各項目をよく考察し、自分がランドクルーザーに何を求めているのか答えが明確になれば、ランドクルーザーもランドクルーザープラドも最良のパートナーになる事でしょう。
キャッチ画像引用URL:https://toyota.jp/information/campaign/landcruiser/gallery/
ランドクルーザープラドが値引き金額から、更に53万円安くなる裏ワザとは?
ランドクルーザープラドがほしい!そう思っている人がこの記事を見てくれているはずです。そこで、このサイトに訪問してくれたお礼としてある裏ワザをお伝えしたいと思います。
ただ知らないだけで結構大きい金額を損をしてしまっている人が多いようです、それではかなり勿体無い!
そこで、値引き額から更に53万円も安くなるワザをご紹介したいと思います。
やっぱりカッコイイランドクルーザープラド
街中を走っているランクルプラドをついつい見てしまいます。人気があるだけに、他のSUVと一線を画しています。
ガソリン車はもちろん、流行りのクリーンディーゼルも7人乗りもありますし、新型となれば安全性や快適性などはもちろん、友人から羨ましがられるのは間違いないです。
それと、なんといっても
あのたくましい佇まい。
これは、暇さえあればついついドライブしたくなっちゃいます!それに、駐車場に止まっている愛車もついつい眺めてしまう。
ただ、実際はこういうのが一般的
ウキウキ気分でディーラーに向かうも、いざ見積もりしてみると実際はこんな風に悩むのが普通です。
- 「やっぱりちょっと高いなぁ~…」
- 「これは家族が許してくれそうにない…」
- 「値引き交渉って俺にできるのか…」
- 「他の店の方が安いかも…でもめんどうだし」
- 「TXグレードで抑えるか…」
- 「やっぱり中古か…」
などなど、実際はこんな悩みがは尽きません…
現行モデルで各グレードの価格差もあり、決して安い車ではありません。また、見積もりを終え、家に帰宅後、プラドの良さを嫁に話しても伝わらず、値段を理由に中古車も視野に入れている状況になる場合も。
実際、近くに住む私の友達は、やはり好きな新車ではなく中古の旧型を購入していました。でも、
諦めたくない!そんな方は、これからご紹介するオススメの裏技を使うことで、
諦めようと思った人は諦めなくて良くなるかもしれませんし、TX予定だった人はLパッケージにグレードアップしたり、オプションを付けたりすることも可能!
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